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人々のご縁と通じて、ワクワク楽しい人生を送るヒントがあります。


by sanwagunma
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名古屋コーチンのメスのヒナを買って、育てていたのですが
体格が大きくりっぱなトサカが出て来たのでてっきりオスだと
思っていました。


メスでは無いと思っていたので「家畜」としではなく「ペット」
として愛情たっぷりに育る事にしました。

毎日抱き上げては「本当に可愛いね」「大好きだよ」
「うちに来てくれてありがとね」など声を掛けていました(笑)


事務所で飼っているのですが、来訪者が皆「ニワトリって
こんなにも人間になつくのですか!」と驚くほど愛嬌があります。

まるで子犬のように後をついて来たり、抱き上げて仰向けにしても
そのまま嫌がらずにそのまま眠ってしまうほどなついてます。


本当に可愛い”オンドリ”のはずでしたが、、、、


、、、朝、事務所に行くと真っ先に飛び出してくるのに
どこにも見当たりません。

名前を呼ぶと「コケ~コッコッコッコッ」と別の場所で
鳴くので行ってみると、、、


ナント!!卵を4個も産んでいました。

本当にオスだと思っていたのでビックリです!!


究極の卵掛けご飯が食べたかった為に飼いだした鶏、、、、

オスなので諦めていた究極の産みたての新鮮な卵、、、、

高級な餌を与え、自由に育てた名古屋コーチンの地鶏の卵、、、、


しかし、、、

全く食欲をそそりません。


なぜならば、、、

愛情を注ぎ過ぎでした!!


「ペット」が産んだ卵は食べられません。

愛おしいペットが命を削って産んだ「タマゴ」、、、


でも本当はスーパーで売られている「タマゴ」も他のニワトリが
命を削って産んだものなのですよね。

それが「命をいただく」と言う事なのです。

改めてそんな事に気が付きました。


今回は、尊敬している空手の館長に「僕が愛情たっぷりに育てた
地鶏の初産みタマゴです」と言って全てプレゼントしました。


次回、卵を産むまでには心の整理をつけて自分で食べようと
思います。


何事も実際に体験してみないと分かりません。


食べた時に自分がどんな気持ちになるのか今から楽しみ、、、、

、、、の様な、複雑でドキドキ・ワクワクです。
# by sanwagunma | 2009-11-29 08:14 | 料理・食べ物
今日、老人介護施設で働いている友人からのお誘いで「プライマリー」
と言う施設を訪問しました。

僕は介護とは全く関連のない仕事をしていますが、信頼している
友人が「是非、見学してみて下さい」と言うので直ぐに了解しました。

訪問して直ぐに誘われた理由が分かりました。

スタッフ全員がとても明るくて、元気があって優しいのです。

まるで学生時代の仲良し組みって感じで楽しそうに仕事をしています。

そして利用者(老人のお客さん)全員の笑顔がとても素敵でした。

「お年寄りの笑顔って、こんなにも素敵だったのか、、、」と
衝撃を受けました。

屈託がないと言うか、ケガレがないと言うか、まるで天使の笑顔です。


楽しそうにしているおばあちゃん達の輪の中に入れて貰う事にしました。

すると「あら、可愛い」「良い男だね」「顔がツヤツヤだこと」なんて
誉められて、みんなから顔を撫でられまくりました。

あまりにもあり得ない出来事に僕は撫でられながら大爆笑!

するとおばあちゃん達もつられて大爆笑です。

思いがけずに何だかとても幸せな気持ちになりました。


その中の一人のおばあちゃんが、自分の過去を話出しました。

「28歳の時に旦那を亡くし、その時に身ごもっていた子供は出産後
9ヶ月で死亡。その後、次男が2歳で病死。そして長男が4歳で病死」

それまで気丈に振舞って来たのですが、4歳の長男まで亡くした時は
気が触れたように泣き叫んだそうです。

そしてそのまま自分も死んでしまおうと思ったそうです。

しかし自分の親、兄弟を悲しませたくないと思い留まり今まで明るく
生きて来たそうです。

そのおばあちゃんは飛びきりの笑顔で言いました。

「どんな事があっても決して乗り越えられない壁はないんだよ」って。

その屈託のない笑顔の向こう側に隠された確固たる裏付けに心を打たれ
涙が止まりませんでした。

他の人にもお話を聞くと、誰しもみんなつらい思いをしてきた様です。

「蓮の花は、泥水を吸ってきれいな花を咲かせる」と言う事ですね。


介護の仕事って何だかいいなぁ、、、って思えた体験訪問でした。

石橋君、ありがとう!!
# by sanwagunma | 2009-11-06 23:47 | 自己啓発

虹になりたい。

先日、イベントの打ち上げの時にスタッフの一人にから
「ノリさんは人と人を結ぶ“虹”のような人ですね」と 言われました。

すると他のスタッフからも「私もそう思う」「僕も」って 次々に
言われました。

気が付いたら周りの仲間や友人が増えていて、僕が繋いだ
“縁”のお陰だって、、、



すっごく嬉しかった。

そんな風になりたい、言われたいって思っていたから本当に
嬉しかった。


”虹”って、自分自身の為に出ているのではありません。

みんなに喜んで感動して貰うために出るのだと思う。

そして、みんなに惜しまれながら静かに消えて行く、、、

いさぎ良くてカッコイイ!!



いつの日か友人通しが「お互いが知り合ったきっかけ」を探った時に
「そう言えば、あの人がきっかけだ!」って思いだしてくれたら
幸せだと思う、、、


「たとえ、僕がみんなの前から消えたとしてもネ」って話したら

「大丈夫!ノリさんは消えないから」って笑顔で言われた。


みんな、、、泣かせるじゃないか、、、

ありがとう。


これからも人と人を繋ぐ”虹”のような存在であり続けていきます。
# by sanwagunma | 2009-11-05 06:29 | その他
賛否両論あると思いますが、軽く笑って流して下さいネ


先日の夕方に近所の書店に買い物に行きました。

欲しい本を探していると、直ぐ近くにいた主婦の
携帯電話が鳴りました。

静かな店内には、その女性の声が響き渡ります。


「えっ?そんなメニューは無理無理!今、給料日前で
カツカツなんだよ!」

なんだか、晩御飯のリクエストの電話みたいです。

「だから、食材で言わないでよ。味付けで言ってよ」

「給料日まで、後300しかないんだから」

暗号化しているようですが、300円しか無いのでしょう。

「しょう油か、塩か、ソース。、、、ソースね!OK」

焼きそばか焼うどんでしょうか?

いずれにしろ、とても家計が苦しそうで切なくなりました。


そして帰宅すると既にいつもの夕食が出来あがっていました。

テーブルの上には色々な種類のおかずが並んでいます。

いつもは「当たり前」に感じていましたが、今夜はとても
豪華に美味しく戴く事ができました。


学校や会社で「下を見るな。常に上を目指して頑張れ」と
教育されてきました。

だけど、たまには下を見て「それに比べたら自分は幸せだなぁ」
と感じるのも良いものです。


タダで、いつもの食事が美味しくなる方法でした。
# by sanwagunma | 2009-10-28 23:25 | その他

年老いたウコッケイ。

皆さんは「ウコッケイ」って鶏を御存じですか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%83%8F%E9%AA%A8%E9%B6%8F

ウコッケイの卵は1つで¥300円位する高級品です。

近所でウコッケイを10羽位飼っている人から「1羽だけ
いじめられて突かれているのがいるから貰ってくれないか」と
頼まれました。

見に行くと、1羽だけ動かずにじっとしている雌鶏がいました。

可愛そうだったので回復するまで僕が育てる事に決めました。


しかし、連れて帰っても全く歩きませんし鳴きもしません。

抱いて眼を見たら、白内障なのか瞳が白くなっていました。

餌にも水にも気が付かず、尻もちを付いたままジッとしたままです。


試しに口ばしの所に水入れを持って行くと、とても美味しそうに
たくさん飲んでいました。

同じように餌を口ばしの所に持って行くと、良く食べます。


日なたに置いてあげたら、とても気持ち良さそうにしていました。


そこで僕は、この老鶏の気持ちになって考えてみました。

若い頃は、狭い所で人間の為にたくさんの卵を産み続け、老いたら
若鶏に突かれる生活。


「もう大丈夫だよ。僕が最後まで優しく面倒を見るからね」と
言いながら何度も背中を撫でました。


そうやって3日間、ほとんど動かない老鶏の世話をしました。


、、、そして家に来て4日目の今朝、その老鶏は静かに息を引き
取っていました。

亡骸を両手で持ち上げると、とても軽いのが痛々しかったです。


亡くなる前の3日間だけでしたが、人間の為に尽くしたその老鶏に
人間として優しく接してあげられて本当に良かったです。


「生まれて来てくれてありがとう。今度生まれ変わったら、きっと
もっと幸せになれるよ。また会おうね」


「生きる」事と「死ぬ」事について改めて考えさせられた1日でした。
# by sanwagunma | 2009-10-23 22:31 | その他